養蜂(西洋蜜蜂)日記 2016年2月
西洋蜜蜂 2月のまとめ 2016年2月29日
2月のまとめです。
・巣箱7枚箱 100箱完成→完成しました。
・巣箱10枚箱 30箱 工程3までを終える→工程1まで完了。少し遅れています。
・餓死0→餓死は0にできました。
・代用花粉をこまめに与える。→気温が低く全ての巣箱に与えられませんでした。
以上がまとめです。巣箱は段取りが少し遅れていますが3月末の出荷には問題ありません。蜜蜂の生育は例年通りで順調です。3月になったら代用花粉を与えるペースを上げたいです。
西洋蜜蜂 2月11日の様子(動画) 2016年2月25日
編集が遅くなってしまいましが2月11日に撮影した種蜂の様子を紹介します。
西洋蜜蜂 種蜂の現在の様子 2016年2月23日
作業内容:見回り、巣箱作成
今日は気温が上がるのが遅くまた風が強かったので内検を諦め見回りのみを行いました。
梅が開花し、気温が上がり暖かくなると沢山の蜜蜂が訪れていました。
↑枝垂れ梅に訪れる蜜蜂の様子。
種蜂ですが昨年と同様、生育は非常に順調です。
↑巣箱に帰る蜜蜂を下から見た様子。
↑活発に蜜蜂が出は入りしているため巣門は渋滞しています。
↑先日与えた代用花粉を凄い勢いで食べています。
例年通りの生育状況なのでお届けは昨年同様4月上旬からとなりそうです。
昼からは巣箱の作成を行いました。明日は10枚箱の材料が届くので明日からは10枚箱の作成です。7枚箱、10枚箱は3月下旬から10箱販売します。
※昨年保護させて頂いた日本蜜蜂も元気に生きています。
↑巣門から頭を出す日本蜜蜂、巣門を塞いでいた板が外れてしまったいたので直しました。
西洋蜜蜂 今年初の内検 2016年2月19日
作業内容:内検、捕殺器作成、作業場の整理
外気温が12度以上になると予報が出ていたので今日は給餌ができるとわくわくしながら朝を迎えました。
昨年植えた臥龍梅が花数は少ないですが開花しました。
↑開花した臥龍梅。くねくね曲がった枝が美しいです。
気温が上がり始め蜜蜂が活発に飛び回り始めた10時半から給餌(代用花粉)を行い始めました。風はありましたが風の芯が冷たくなかったので作業に問題はないと判断しました。
今年初めて巣箱を開ける群もあり、給餌をしながら異常が起きていないかを確認。浮いた巣碑枠(働き蜂のいない巣碑枠)を抜く作業、空になった巣碑枠と蜜枠を交換する作業、代用花粉を与えるなどの作業を行いました。
↑巣箱から抜いた浮いた巣碑枠。越冬中に群が小さくなり巣碑枠が数枚浮くことがあります。
作業は昼に20分休憩をして14時まで行い63箱に給餌できました。
全ての群が順調だと良かったのですが、3箱で女王蜂の産卵に異常が起きていました。毎年越冬率100%を目指しますがどうしても5%程越冬中に異常が起きてしまいます。
異常が起きていた巣箱では女王蜂が働き蜂のいない巣碑枠の端を歩き回り、産卵がまばらでした。
本来女王蜂は産卵できる場所にいるので産卵できない場所にいる場合は正常ではありませんが、どうすることもできないのでそのままにし様子を見ることにしています。
昼からは捕殺器を作り、明日10枚箱の材料の搬入を予定しているので作業場の掃除を行いました。
西洋蜜蜂 蜂場整理 2016年2月16日
作業内容:見回り、蜂場の整理、捕殺器作成
午前中は見回りと蜂場の整理を行いました。前回めくったコンクリートを処分したので非常に綺麗になりました。
昼からは捕殺器を作りました。捕殺器の紹介ページは近日中に追記します。
↑作成した捕殺器の様子。
西洋蜜蜂 盗蜜とダニの被害 2016年2月15日
作業内容:見回り、巣箱作成
今日は気温が低いですが昼前には蜜蜂は活発に行動していました。
↑アネモネに群がる蜜蜂の様子。アネモネ、黄梅、ストック、サクラソウなどが今非常に人気があります。
午前中は見回りを行い、午後からは10枚箱の作成をしました。
見回り中に異常のある巣箱を発見。1週間前に見回った時は充分な蜜があり巣箱が重かったのですが凄く軽くなっていました。急に軽くなった場合は盗蜜が起きた可能性が高いです。
蓋を開けて見ると働き蜂の数は凄く減り、蜜の貯蔵量はほぼ0、羽化不全の働き蜂と壊した王台が見つかりました。
↑壊れた王台と羽化不全が見られる巣碑枠の様子。羽化不全など異常が起きた巣碑枠に健康な蜜蜂が触れないように直ぐに処分します。
ダニの影響で羽化不全が起き、群が弱群化→盗蜜が発生したと推測しました。
蜜蜂に異常が起きた場合は、原因を推測することが非常に重要です。原因が人間にあるなら次からは防げるようにしたいからです。
今回の場合は、ダニが大きな原因です。薬の投与は行っていたのですが投与のタイミングが遅かった可能性があります。モニタリングの強化を行う必要があります。
かなりの弱郡になってしまいましたが何とか生き残って欲しいです。
西洋蜜蜂 今年初の内検 2016年2月11日
作業内容:動画の撮影、内検、巣箱作り
今日から今週末まで気温が高い(12度以上)との予報だったのでやっと今年初の内検(目的は代用花粉を与えることと異常がないかの確認)ができると朝から嬉しく、10時に準備を終え蜂場に出ましたが冷え込みが厳しく中々気温が上がってくれません。
そこで代用花粉を与えるのを後回しにして動画の撮影から行いました。今年中には全てのDVDとマニュアルを完成させますので楽しみお待ちくださいませ。
11時半になりやっと気温が上がり蜜蜂の活性が上がり出したので代用花粉を与えて行きました。暖かい時間帯以外は活性が低く巣碑枠の上からどいてくれないため餌を与えることができません。
↑代用花粉を与えた巣箱内部の様子。来週になると寒さが戻ることを配慮し代用花粉は少量です。
蜜の貯蔵量が少ない群が少しありましたが生育は順調です。巣箱を開け元気な蜜蜂を見ると安心するとともに非常に嬉しくなります。
↑今日の種蜂の様子。来春7枚群としてお出しする種蜂です。産卵が再開され少しずつ働き蜂の数が増え始めています。
お昼ご飯を後回しにしてひたすら餌を与えて行きましたが、13時半頃になったら風が強くなり始めたので作業は終了です。30箱前後しか与えることができませんでした。
金曜日、土曜日、日曜日は気温が高いようですが雨でそれ以降はまた冷え込む予報となっています。そのため明日は給餌など体制を整える数少ないチャンスとなります。
明日も気合を入れて餌やりです!!
西洋蜜蜂 巣箱の作成 工程5 蓋作り 2016年2月10日
作業内容:見回り、巣箱作り
午前中は蜂場の見回り、昼からは巣箱の作成を行いました。
種蜂は順調に育っていて、暖かい時間帯には蜜蜂は活発に行動しています。
↑活発に行動する蜜蜂の様子。
気温が上がる明日から代用花粉を与え始めます。お届けまでもう少し時間がありますが大切に育てて行きますので楽しみにお待ち下さいませ。
昼からは巣箱作りの工程5:蓋作りと工程6:滑走路の作成です。
↑蓋作りをしている作業場の様子。
巣箱を作っていると『この巣箱は何処に行くのだろうか?どんなことを感じられるのだろうか?期待を裏切らないように徹底的に美しく仕上げたい』など色々な思いが浮かんできます。
工程5は後3日程度で7枚箱は完成となります。次は10枚箱です。
西洋蜜蜂 準備 2016年2月7日
作業内容:見回り、養蜂器具の準備
産卵が再開されたので代用花粉を与えるための新しい米ぬかをもらって来て養蜂器具の準備しました。
養蜂器具は清潔な状態を常に維持することが非常に重要です。毎年産卵が再開される頃に大掃除をし綺麗な状態を保つようにしています。
↑準備した養蜂器具と米ぬかの様子。
器具を準備していると気持ちが整ってくると共に早く蜜蜂に触れたいと心が躍ります。
古くなった米ぬかは蜜源植物の肥料として与えます。気温が高い時には蜜蜂が米ぬかに群がります。米ぬかは無駄のない非常に素晴らしい代用花粉です。※米ぬかは多く与えると食べ残し(ゴミ)が発生しやすい欠点があります。
西洋蜜蜂 1箱全滅 2016年2月2日
作業内容:ダニの薬の撤去、巣箱の作成
ダニの薬を投与してから6週間が経過したので撤去する作業と産卵の再開を確認する内検を行いました。目視の範囲ですがダニはしっかりと駆除できているようで、産卵を再開している群もありましたが1箱で異常が起きていました。
半数の働き蜂と女王蜂が死んでしまったのです。
↑死んでしまった女王蜂の様子。
働き蜂が接する面には十分な餌が残っていることから餓死ではないようです。越冬に入る前にダニにやられ働き蜂の数が減っていたので温度を維持できなかったのでは無いかと考えています。100%の越冬は難しいです。
女王蜂が死んでしまった箱に残っていた働き蜂は他の群に合同しました。
産卵が再開されたのでこれからは温度を見ながら、代用花粉を与えて行きます。
昼からは巣箱作りの工程4です。明日には工程4が終わり、工程5蓋作りに入ります。
2016年2月の目標
厳しい冬も後少しです。今月の目標です。
・巣箱7枚箱 100箱完成
・巣箱10枚箱 30箱 工程3までを終える
・餓死0
・代用花粉をこまめに与える。
以上です。
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