2017年2月の山田くんの養蜂日記
西洋蜜蜂 新聞紙で勢いのチェック 2017年2月28日
作業内容:給餌
天候が安定し、気温が高い日が続いているので作業がはかどり、今日で2回目の投入を終えるられました。
群によっては勢いが出始めています。群の勢いは新聞紙の状態で簡単に判断が付きます。
↑勢いが出始めた群の新聞紙の様子。この時期、勢いが出始めた群は7~10日で新聞紙を食い破ります。
2回目の代用花粉投与が終わったので明日からはダニの寄生状況を確認するための検査を開始します。近年女王蜂の短命化という問題が生じていますが、原因の1つがダニの薬ではないかと言われています。
こういった問題から蜜蜂を守るため、寄生率を確認してから薬を使用しています。非常に手間がかかりますが、健康な蜜蜂を育てるためには欠かすことができません。勢いが出始めた出荷用の群から行う予定です。
西洋蜜蜂 ヒヤシンス 2017年2月27日
作業内容:給餌
ヒヤシンスに蜜蜂が訪れていました。
↑開花が始まったヒヤシンスの様子。
↑ヒヤシンスの花に一生懸命もぐる蜜蜂の様子。
昨日に引き続き2回目の代用花粉投入作業です。1回目よりも与える量が多くなっているので、砂糖水で練る作業は一苦労です。
↑準備した代用花粉の様子。代用花粉は与える当日の朝に作ります。出来る限り鮮度がいい物を与えたいと考えています。
西洋蜜蜂 2回目の代用花粉投入開始 2017年2月25日
作業内容:代用花粉投入
本日から2回目の代用花粉投入作業の開始です。
前回与えた代用花粉を食べ残している場合は、女王蜂の有無、産卵の状況などを確認します。
↑前回の餌を食べきった群の様子。調子が悪い群は餌を食べ残すことが多いですが、餌を与える場所が悪かったり、与え過ぎた場合も食べ残しが発生することがあります。そのため、想定した期間で食べ切るように与えることが重要です。
この時期は10日で食べ切るように、働き蜂の数や勢いなどを見ながら1箱1箱餌の量を調整して与えていきます。
↑代用花粉を与え終えた巣箱内部の様子。栄養の偏りをなくすため、今回は花粉が混ぜてあります。
内検の結果、1箱無王群になっていました。分割して働き蜂の数が少ない群へと合同させます。
西洋蜜蜂 巣箱完成 2017年2月24日
作業内容:巣箱作成
段取りよりも少し早く200箱を完成させることができました。
↑完成した巣箱の様子。4ヶ月で200箱、当初の予定通り無事完成しました。今年はシーズン中に巣箱を作らなくてもいいので非常に楽になります。
7枚箱、10枚箱、各20箱ずつ販売させて頂きます。ご興味がある方は、山田くんの巣箱のページをご覧下さいませ。山田くんの巣箱の詳細はこちら
巣箱が終わったので次は捕殺器です。
↑捕殺器の部品の様子。昨年のモデルとは一部形状が変わっています。まずは、金網の加工から行います。
捕殺器は3月中旬までにご予約いただければ、7月末までにはお届けできる予定です。まずはご相談下さいませ。
西洋蜜蜂 梅の開花 2017年2月16日
作業内容:給餌
今日も代用花粉の投入作業です。早咲きの梅が開花し始め、蜜蜂が花粉や蜜を集めていました。
↑開花し始めた梅の様子。春まで後少しです。
↑気温が高く、蜜蜂は活発に行動していました。
↑蜜蜂の様子(アップ)。元気な蜜蜂を見ると安心します。
今日は昨日と同じ作業です。巣門の様子の確認→巣箱の重さ確認→働き蜂の量の確認→浮いた巣碑枠の回収→給餌→新聞紙の追加や交換、以上が作業の主な流れです。
1箱が餓死寸前だったので、空になった巣碑枠と蜜枠を交換し、砂糖水を与えました。給餌が間に合ってよかったです。後7箱という所で用意していた餌が無くなってしまいました。明日は昼から雨が降るようなのでそれまでに与えます。
西洋蜜蜂 代用花粉の投入 2017年2月15日
作業内容:巣箱作成、給餌
気温が上がるまでは巣箱を作り、10時半から代用花粉を与えました。少しでも作業を早く行うため、新聞紙などを入れて持ち歩いている作業用のカゴを改造しました。
↑カゴの下にゴミ箱を取り付け高さをアップ。腰を曲げる距離が短くなり、作業効率が上がり、腰痛も軽減されましたが、安定性が悪い(T_T)改造が必要です。
17日までは気温が高いようなので、17日までに1回目の代用花粉の投与を終えられるように、どんどん作業を行いました。
↑作業を終えた蜂場の様子。1回目の代用花粉を与え終わり、貯蜜量に問題の無い巣箱は屋根を外し、巣箱に日の光が当たるようにしています。産卵が再開された後は、特に巣箱内分の温度が重要になるからです。
昼過ぎになると風が強くなって来たので、予定よりも早めに作業を終えました。明日も同じ作業です。
西洋蜜蜂 ハッピーバレンタイン 内検の準備 2017年2月14日
作業内容:巣箱作成
妻から頂いたオーガニックのチョコレートを食べながら胴体を組み上げる作業を行いました。
↑組み上げ中の胴体の様子。山田くんの巣箱は巣門を調整できますが、中はこんな感じです。
昼休みには、昨日の続きでタイムの畑を1畝作りました。
↑畑に移植したタイムの様子。日に日に緑色になって来ています。少しでも長い間花を確保するため花期の違う10種類程のタイムを植えます。
畑の後は、シルバーティーツリーの根元のタイム花壇の作成です。
↑花壇と昨年植えたシルバーティーツリーの様子。成長がとても早いです。2mを超えると花が咲くようなので、来年が楽しみです。
最後の作業は、明日の準備です。明日から気温が10度を超えるようなので、砂糖水、代用花粉、新聞紙などを用意し車に乗せました。明日は久しぶりに巣箱が開けられそうです。とてもワクワクします。
西洋蜜蜂 花壇手直し、タイム畑作成 2017年2月13日
作業内容:巣箱作成
今日は巣箱の左右前後の板を組み上げる作業を行いました。
↑組み上げた巣箱の様子。明日部品を取り付け胴体を仕上げます。
巣箱作りの間に花壇と畑を作る作業を行いました。昨日作った花壇ですが、バーグの使用量が少なく、かなり余ってしまいました。教えて頂いた通りにやらないと意味か無いので、植えた植物を全て掘り起こしバークを追加。トンズリで深さ30センチまで耕しました。
↑3分の2が完成した花壇の様子。見えにくいですがタイムなどが植わっています。ここには、5種類のハーブを植えます。完成まで後少しですが、トンズリは非常に重く重労働のため、少しずつしか作業が進みません。
花壇の後は、タイム畑の作成です。プランターで管理しているタイムの葉が緑になって来たので畑に移植しました。
↑今日作ったタイム畑の様子。5畝の内、3畝に移植しました。(タイムは霜に当たると葉が赤くなることがあります。見えにくいですが、1畝に5株植わっています。向かって一番左の畝は3株です。)
タイムには立つタイプと這うタイプがあるので、タイプを見極めて植える必要があります。タイム畑以外にもラベンダーセージ畑、キャットミント畑と作る畑まだまだあるので、時間を見つけてコツコツ頑張ります。
西洋蜜蜂 花壇作成 2017年2月12日
今日は作業はお休みで蜜源植物を植える花壇を作成しました。
今回の花壇でもっとも重要視しているのが土です。そこで今回は今まで使ったことがないバークを使用する事にしました。目指すはふかふかの土です。ふかふかの土を作れば植物がしっかりと根を張り健康に育つと考えています。
↑今回使用したバーク。重金属や産廃の混入の恐れのない安全なバークです。安価なバークは醗酵が不十分だったり、産廃が混じっていたりと危ない物もあるそうです。
↑バークと一緒に使った土壌改良材。根の張りをよくしてくれるそうです。どんな風に育つのか楽しみです。
西洋蜜蜂 巣箱組み上げ 2017年2月11日
作業:巣箱作成
本日も巣箱の作成です。今日は組み上げ作業です。
↑完成した巣箱の様子。
↑部品もかなり少なくなりました。完成まで後少しです。
西洋蜜蜂 立春 代用花粉 2017年2月4日
作業内容:巣箱作成、給餌
気温が上がるまでは巣箱の作成を行い、その後は給餌を行いました。10時から3時まで昼食の15分休憩を除き、作業を続けました。
↑給餌を終えた巣箱内部の様子。
頑張って作業を行いましたが、80箱しかできませんでした。明日から気温が下がるようです。
西洋蜜蜂 代用花粉 2017年2月3日
作業内容:給餌
今日は節分です。節分とは冬と春の堺の日のことで、今日までは冬、明日からは春ということで明日は立春です。
気温が高く、米ぬかに多くの蜜蜂が訪れていました。産卵も再開されたので今日から代用花粉を与え始めました。
↑米ぬかに訪れる蜜蜂の様子。子育てが始まると花粉が必要となりますが、この時期は花粉源となる蜜源植物は少ないため米ぬかで代用します。
↑2段で越冬中の巣箱内部の様子。蜜の貯蔵量は十分で働き蜂の数も多く非常に順調です。
↑花粉を与えたら新聞紙を交換して終了です。湿気から蜜蜂を守るため、新聞紙はこまめに交換します。
作業開始からわずか1時間。風が強くなり作業は終了です。明日も同じ作業を行います。
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