2021年2月の山田くんの養蜂日記


私は、多産、温和、安心安全にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いたお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの育成日記ではその様子を紹介します。

21年春の種蜂ご予約受付中です。新王群は2月27日まで送料無料キャンペーンを行なっています。詳細は販売ページをご覧下さいませ。越冬群の追加販売は3月中旬から下旬の間に判断し、追加販売できる場合はホームページにてお知らせします。

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西洋蜜蜂 給餌 強風でも大丈夫 21年2月22日

【主な作業:見回り、給餌、滑走路色塗り】

気温が上がるまでは滑走路の色塗り。気温が上がってからは代用花粉の投入。今日が初投入の群は少量、2回目の群は食べ具合を確認し、基本的には前回よりも増量して与えます。

昼過ぎから風が強くなりました。気温が高い日はとても大切です。昨年までは諦めていましたが、今年からは大丈夫!風避けの登場です。


↑風避けをブロックを使って固定。今日は風上に立てて使用しましたが、もっと強風の場合は、すっぽりと巣箱に被せます。


↑風避けのおかげで蜜蜂は大人しいままです。


↑前回の代用花粉を綺麗に食べてくれていました。


↑代用花粉を前回の倍の量に増量し投入。


↑貯蜜が少なくなり始めていたので500mLほど砂糖水を与えました。


↑蓋を閉めて作業は終了。風避けのおかけで蜜蜂に大きな負担を与えることなく予定の群数を終えられました。

昨年とは違う結果が欲しい。そのために何を辞め、何を始めるか。常に考え続け、しっかりと準備をした結果、早速この2月から昨年までとは違うことを始めることができました。これから更に変化、進化する予定なので今年はとても楽しみです。5月の講習会に参加頂ける方とは山田くん最新バージョンでお会いして沢山の事をお伝えしたいと考えています。楽しみに待ってて下さいね。僕も楽しみです!!

西洋ミツバチ 蜂は混んで何ぼです! 21年2月21日

【主な作業:巣礎枠搬入、巣箱洗浄、給餌】

これから暫くは気温が高い予報。2月下旬になったので代用花粉の投入開始です。


↑アネモネ、フキタンポポが開始し、訪花していました(訪花の様子は撮れませんでした)。

気温が上がるまでに巣箱を洗浄。


↑洗い終えた巣箱の様子。今回洗ったのは全滅した群の巣箱。来春は洗わなくていいようにと気合再注入です。

巣箱を洗い終えた後に注文していた巣礎枠が届きました。これで巣箱の販売が再開できます。既にご注文いただいている方、これから連絡致しますので今しばらくお待ち下さいませ。

気温が上がった後は、代用花粉の投入です。


↑蓋を開けると新聞紙に穴が開いていました。蜂が動き始めています。




↑新聞紙をめくり働き蜂の量を確認。産卵を促すために働き蜂の密度を上げます。昔から蜂は混んで(または混ませて)何ぼと言われています。


↑産卵の様子。少しずつ産卵圏が拡大しています。密度は低く、貯蜜は少ないです。




↑少しだけですがシールがされた雄房があったので、ダニの状況を確認。


↑ダニはいませんでした。もう少しすると雄の育成が本格化します。


↑働き蜂の密度を上げるため、産卵していない巣碑枠は給餌器の外側に移動させます。


↑巣碑枠の移動終えた巣箱内部。


↑代用花粉を与え作業は終了となります。


↑貯蜜が少ない場合は、砂糖水も与えます。

西洋蜜蜂 雪かき 21年2月19日

【主な作業:見回り、雪かき】

暖冬は雪が多い。本当のようです。雪のピークが過ぎたので見回りと雪かきです。


↑想定していたよりも雪が降りました。まずは電気柵のワイヤー支柱の確認から。


↑雪に埋もれたワイヤー。漏電し電圧が下がってしまいます。雪から出し張り直しです。


↑次に巣門の状態を確認し、最後に屋根の雪を降ろします。この時期脱糞に出かけた蜜蜂は屋根で休むことが多く、雪があると凍死してしまいます。


↑暖かくなると蜜蜂は活発に行動していました。

梅の開花がどんどん進んでいます。来週は何と20度になる予報。











養蜂の本格的なシーズンまで後少し!!

西洋ミツバチ 巣箱洗浄 21年2月14日

【主な作業:巣箱の洗浄】

記録用のため画像ありません。

本日は全滅してしまった巣箱の洗浄を行いました。来年の今頃は巣箱を洗わなくて済むように、今年はダニの駆除、病気の予防を徹底して行います。

西洋蜜蜂 給餌 21年2月13日

【主な作業:給餌】

昨日砂糖水を20L余分に作ってしまったので、1群1L、20群に砂糖水を与えました。


砂糖水にも鮮度があり、古くなると雑菌がわき、蜜蜂に悪影響を与えます。そのため砂糖水は3日以内に与えるようにしているからです。給餌の後は、ヒサカキを土植えにしました。

※記録用の日記のため写真がありません。

西洋蜜蜂 椿(侘び助)開花 21年2月12日

【主な作業:給餌】

蜂場の椿(侘び助)が開花し、花粉集めのために訪花していました。


↑開花した椿。


↑椿に食べられているように見える蜜蜂。かなり長い間花に潜っていました。

今日は気温が高くなるが、風も強くなる予報。風が強くなる前に給餌を終えたい!風と競争です。


↑今日の蜂場の様子。防草シートを敷いて、ブロックや屋根も綺麗に片付けたので気持ちが良いです。

昨日貯蜜が少なくなり始めた群は、屋根の上のブロックを横向きにしたので、それを目印に巣箱をどんどん開け砂糖水を1L与えて行きます。


↑作業開始と同時に風が強くなり始めたので、巣箱内部に風が入り込まないように、新聞紙を少しだけめくり給餌しました。

給餌の後は、巣箱と滑走路を洗浄しました。2月中に、巣箱の洗浄、巣礎の張り直し、滑走路の色塗り、滑走路作成、電気柵のワイヤー張り直しなどの作業を予定しています。

西洋蜜蜂 防草シート ヒサカキを植える 21年2月10日

【主な作業:防草シート施工】

昨日草刈した場所に防草シートを敷きました。


↑防草シートを敷く作業中の蜂場の様子。

シートを敷いた後に、ロウバイ、ヒサカキを蜂場に植えました。

西洋蜜蜂 草刈 21年2月9日

【主な作業:草刈】

明後日から気温が上がる予報。それまでに防草シートを敷き終えるため、今日は草刈を行いました。


↑草刈を終えた蜂場。草刈にかった時間は2時間半。これからは2時間半蜜蜂と一緒に過ごせる時間が増えます。

西洋ミツバチ 防草シートの続き 21年2月8日

【主な作業:見回り、防草シート】

今日も昨日に引き続き、防草シートを敷きました。


↑作業の風景。防草シートを敷くためには、防草シート、押さえピン、ハンマー、メジャーなどが必要です。シートがめくれないように、メジャーを使い押さえピンの位置を決めています。

移動中に田んぼに猿を発見。年々猿の活動範囲が広がり、人間の生活圏に入って来ていて、農作物を食い荒らすなどの被害が多発しています。


↑田んぼで餌を食べる猿。山に餌がないのか、それとも人里に沢山餌があることに気が付いたのか理由はわかりませんが、以前では見かけなかった場所で猿を見かけることが多くなりました。猿が見ている時に巣箱を開けると、直に覚え巣箱を開けて蜂蜜を食べるから気をつけた方がよい、という話を聞いたことがあります。蜜蜂が外敵がとても多いです。

西洋蜜蜂 防草シート 21年2月7日

【主な作業:防草シートを張る】

草刈:巣箱の風通しを良くし多湿に弱い蜜蜂の負担を軽減し、また蜜蜂の状況を分かりやすくするために蜂場の草を刈ること。養蜂では欠かせない作業。超重労働。

昨年までは草刈は気合だ、気合と思っていましたが、気合ではどうにもならず草は伸び放題(T_T)。

妻から蜜蜂と過ごす時間を増やすためにも、蜜蜂の状況を把握しやすくするためも、内検に集中しやすくするためにも防草シートを活用してはどうかとアドバイスを頂きました。

ということで本日は防草シートを敷きました。草刈をして草を取り除き、可能な限り地面を均して幅2mの防草シートを空いているスペースに敷きました。


↑防草シートを敷いた後の蜂場の様子。台と蓋を一箇所に集めました。


↑巣門の前の様子が非常に分かりやすくなりました。これから養蜂を始める方、今の内に防草シートを敷きましょう。

西洋蜜蜂 代用花粉 給餌 開始 21年2月6日

【主な作業:見回り、給餌(代用花粉)】

気温が高く、晴れて気持ちがよい1日でした。


↑本日の蜂場の様子。気温が上がるといっせいに蜜蜂が飛び出していました。





2月に入り、花粉を持ち込む姿を見かけるようになったので代用花粉を与えました。代用花粉を沢山与えると蜜蜂が沢山増えるわけではありませんが、不足すると蜜蜂は増えてくれません。


↑3月になるまでは米ぬかを砂糖水で練った物を与えています。


↑まだ蜂球を作る時期なので、代用花粉は少量です。

30箱を目標にしていましたが、作業を開始してから風が強くなり、煙を吹きかけても蜜蜂が下がってくれなくなったので20箱で終了です。

出荷開始まで後2ヶ月。気合を入れて頑張ります。


西洋ミツバチ ティーツリー枯れる? 21年2月4日

【主な作業:見回り、巣箱作り、巣礎枠の張り直し】

まずは巣箱作り。昨日頂いた部品に下穴を開け巣箱を作りました。これで巣箱は全て完成です。巣礎枠は2月末頃入荷予定で、入荷次第巣箱の販売を再開します。

巣箱作りの後は、古くなった巣碑枠を剥がしました。


↑古くなった巣碑枠。黒く変色し、巣房壁も厚くなっています。巣碑枠は病気蔓延防止のため3年を目安に張り替えます。


↑巣房を取り除き、枠と針金だけします。後日、新しい巣礎を貼ります。


工場の作業の後は見回。生きているか不安な群があったので開けてみました。


↑蓋を開けて見ると、しっかりと蜂球を作り生きていてくれました。


↑何枚も写真を撮っていると流石に怒って出てきました。飛び出すと寒さで体が麻痺を起し巣箱に戻れない恐れがあるので急いで蓋を閉めました。


↑猫柳が開花しました。今年は寒さが厳しいのかティーツリーとカリステモンが激しく痛んでいます。セレージャは瀕死といいますか枯れたように見えます。土植えにするのが早すぎたかもしれません。


↑寒さで茶色くなったティーツリー(スノーインサマー)。春に復活してくれるでしょうか?

蜂場には、スノーインサマー、メディカルティーツリー、シャイニングアロー、センテッドペーパーバーグ、タイムハニーマートル、ラベンダーティーツリー、ブラックティーツリーなど耐寒性が強いとされる品種(スノーインサマーは小さい内は霜よけが必要、センテッドは強い風には注意)を選んで植えてありますが、思うようには行きません。

ティーツーリーよく訪花するので育てて行きたいですが時間には限りがあります。春になっても復活しない場合は、ティーツリー以外に植え替える予定です。

西洋蜜蜂 巣礎の張り直し 21年2月3日

【主な作業:巣礎の張り直し】

夏の暑さで波打ってしまった巣礎を張り直すため、巣礎の撤去を行いました。


↑暑さで変形した巣礎は真っ直ぐに戻せないので貼り直すしかありません。


↑針金は残します。

夕方、修正をお願いしていた巣箱の部品が出来たと連絡を頂いたので、取りに行って来ました。


↑修正してもらった部品。お世話になっている材木屋さんは、何度修正をお願いしても、いつも快く承諾してもらえる上に非常に仕事が速いです。本当にありがたいです。

2月の飼育のポイント

キーワード『冬の建勢
2月になると女王蜂の産卵は徐々に活発になり、働き蜂の数が増え始めます。このように2月になると群のいのて直しが始まります。この時期の管理で夏までの蜂の状態が決まる非常に大切な季節です。2月の飼育のポイントを紹介します。


山田くんの養蜂講座 第38回 冬の建勢・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂講座 第39回 貯蜜・・・詳細はこちら