2019年9月の山田くんの養蜂日記
私は、健康、温和、多産にこだわり種蜂の育成を行っています。弊社の種蜂をご購入頂いお客さんを笑顔にしたい!種蜂なら山田くんの養蜂場と言われたい!そんな想いを抱きながら毎日の作業に励んでいます。山田くんの種蜂(西洋蜜蜂)育成日記ではその様子を紹介します。
西洋蜜蜂 雑草に負ける 2019年9月29日
主な作業:草刈
最近の天気予報はまったく当たらない。昨日の昼から今日の午前中までは雨の予報。しかし、昨日の昼からは雨が降らず、そして朝起きてみると雲一つない快晴。
雨の日=休みの段取りなので、今日は作業を行う気力も体力も無く、見回りと花壇の草刈のみを行いました。
↑タイムを植えたいましたが雑草に負けてしまったので、アニスヒソップだけを残し草刈機で綺麗にしました。10月下旬にハゼリソウの種を預けます。
西洋蜜蜂 種を預ける 2019年9月28日
主な作業内容:種預け
昼からは雨の予報。朝の見回りを終えた後にヘアリーベッチの種を預けました。蜂場近くの休耕地。地主さんが雑草に困っていると聞いたので、雑草対策になると言われるヘアリーベッチを育てさせてもらえるようにお願いしました。
↑ヘアリーベッチの種は2種類。花期を長くするためです。
↑上の段には2種類を混ぜ、下の段には寒太郎のみを預けました。
↑今回は追加の預け作業で、10日程前に預けた種から芽が出ていました。しっかりと覆土が出来ていないので発芽率は低くなりそうです。今回は実験です。上手く雑草が抑えられれば来年は面積を増やすと共に、覆土もしっかりと行えるように機械などを手配する予定です。
西洋蜜蜂 フソ病検査 2019年9月24日
主な作業:フソ病検査
本日は秋販売の種蜂のフソ病検査を受けました。
↑フソ病検査の様子。
全て陰性で問題なかったです。フソ病検査済み証明書が10月初旬に発行され次第お届けとなります。今しばらくお待ち下さいませ。
西洋蜜蜂 秋のダニ検査 2019年9月22日
主な作業:ダニ検査、代用花粉投入
今年は大スズメバチの数が尋常ではありません、1日に2回見回りして、1時間半毎に蜂場をかえ作業を行うなどの対策を行っていますが、それでも被害が出てしまいます。
↑粘着シートにかかった大スズメバチの様子。粘着シートは160枚を使用済み。昨年の1.6倍です。
現在はダニの寄生率の確認と代用花粉を与える作業が主となっています。調子がよい群は自然巣を作っています。
↑作られた自然巣の様子。秋は自然巣を作りにくく、産卵圏に蜜を溜め込む傾向があるので、産卵圏の様子も常に確認が必要です。
↑調子がよい群の産卵の様子。少し貯蜜が少ない意外は良好です。
↑フィードビーを与える様子。
↑与えた後の様子。代用花粉は10月初旬まで与えます。
ダニの検査は粉砂糖法で行っていますが、粉砂糖法は100%正しいわけではないので、餌の食べ具合、巣門の様子、雄房内部の様子、働き蜂の様子なども入念に確認し、総合的に判断しています。
↑広い面積の雄房は切り抜きますが、少しの場合は蓋をカッターで切り落と内部の様子を確認しています。
↑ピンセットで雄を取り出しダニの有無を確認します。
検査は9月末までに終えたいと思っています。
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