2024年 1月の山田くんの養蜂日記


Bee Life,Be Happy!! 

幸せって何だろう?きっとあなたの幸せと私の幸せとは違うと思う。それでOK。幸せに多様性があるように、養蜂にも多様性があっていい。あなたらしく、あなたのスタイルで存分に楽しんで欲しい。

あなたというスタイルを作るため、2024年の山田くんの養蜂場では種蜂の販売に加え【ロングフレームの受注生産】【ハーフ継箱の販売】【定飼育用10枚箱キットの販売】以上を開始します。詳細は決まり次第HPにて公開致します。

種蜂は早期お届けは完売となり、現在は越冬群の通常、ゆっくりお届け、新王群を受け付けています。詳細は下記URLをクリックして下さいませ。24年も養蜂三昧。全力で駆け抜けますのでよろしくお願いします!!

山田くんの種蜂はこちら

西洋蜜蜂 雪かき 24年1月25日

【主な作業:雪かき】

雪のピークが過ぎたよう。路面の雪も溶けたので、雪かきしてきました。雪が降り始めから蜜蜂が気になってしかたなかったです。屋根を設置しブロックで抑えているのでよほどの事がない限りは無事だと思うのですが、目視するまでは安心できません。一番の心配は雪で巣門が塞がること。巣門が塞がると換気不足で全滅なんてこになりかねません



巣門が塞がっている群はなく、全群無事でした。よかった。巣箱の様子を確認した後は、雪に埋まった電気柵のワイヤーを出す為に雪かき。熊。冬眠していないかもしれない。僅かな油断が今までの全てを台無しにしてしまう。

西洋ミツバチ 卓上丸のこ 24年1月18日

【主な作業:ハーフサイズ継箱、フレームカット】

ハーフサイズの継箱7枚タイプを作ってから、ハーフサイズのフレーム(枠)を作った。


初めて作った7枚用ハーフ継箱。何だか可愛い。

ハーフサイズのフレームは売られていないので、ノーマルサイズを半分に卓上丸ノコを使って切断する。



今年からハーフサイズのフレームと継箱のセットを販売。また、7枚のハーフサイズの継箱も試してよさそうなら来春から販売したいと考えている。7枚箱用のハーフサイズの継箱のモニターを1名募集予定。1月末に詳細をアップします。

今日の日記に関連して【これから初めて卓上丸のこを使う方に安全な使い方】を紹介。

●卓上丸ノコとは・・・
ノコ刃を有するハンドルを本体に対して押し下げることで材料をカットできる。比較的小型かつ薄型の材料の切断に向いている。 作業台に置かれた本体に対してハンドル操作でノコ刃を下ろすため、安定感のある切断が可能でキックバックしにく。

卓上丸ノコとは違い、取り回しが自由で比較的厚い材料や幅が広い材料でもカットできる丸ノコがある。丸ノコは取り扱いが難しく一歩間違うと命を落とす危険がある。なぜなら、キックバックをしやすいから。

キックバックとは進行方向(切り進む方向)とは真逆に丸ノコが飛び跳ね、使用者の身体を巻き込んで大きな怪我をおうこと。

●卓上丸のこの使用上の注意点
使用前には説明書を必読してから行うこと。主な注意点をまとめると

①安定した作業場所
安定した作業場所は安全性に加え仕上がりにも影響するので、足場の良いしっかりとした台に置く。

②充分な回転
丸ノコの右側に配置されたスイッチトリガーを指で引くことで刃が回転し、指を離すと回転が止まる仕組み。ここで重要になるのが刃を十分に回転させてから切断を始めること。しっかり回転させないとキックバックの原因や断面が荒くなったり傷つくなどしてしまう。


③軍手をしない
軍手は主な素材である繊維質が簡単に刃に引っ掛かるため巻き込まれの原因になりやすい。絶対軍手はしない。知り合いの大工さんは普段軍手をしていなかったが、寒い日に軍手をして作業を行い親指を失ってしまった

④刃の下
どんな時も刃の下に手を置かない。通電していない時も、刃の下には絶対指を置かないように習慣付ける。

卓上丸ノコは丸ノコよりも安全性が高いが、100%安全ではない。充分に気をつけよう。一歩間違うと命を落とします。

西洋蜜蜂 見回り 24年1月18日

【見回り、ハーフサイズ継箱作成】



数十万匹のミツバチが暮らしているとはとても思えない程、静まりかえった蜂場。吐く息は熱を奪われあっと言う間に白くなる。防寒無しではとても耐えられない。こんな寒さの中ミツバチは仲間と熱を作り耐えている。本当に凄い生き物である。

バッテリーの交換と電柵のワイヤーの張り直しからスタート。今年買ったばかりのバッテリーが壊れた。保証期間中だったのに、保証書を紛失。購入するはめになり昨日届いた。



バッテリーを交換した後、ワイヤーの張り直し。今年はこの時期でも熊の目撃情報がある。油断は出来ない。先日の雪でワイヤーが緩んでしまったので手直し。



気温が上がるまでは、ハーフサイズの継箱を作り。気温が上がってからは見回り。今日は気温が上がったのでミツバチは活発に行動。羽音が蜂場と心を満たす。




天使がいるならきっとこんな感じだろと思うミツバチが家に帰る姿。



面布をしないで夢中で写真をとっていたら、流石に怒って来た(汗)。ミツバチの育成は順調です。出荷が刻一刻と迫っています。彼らが最高の状態になるように全力でサポート!!

西洋ミツバチ ハーフサイズ継箱作り 24年1月16日

【見回り、ハーフサイズ継箱作成】

養蜂初めて方に是非お勧めしたいのが、ハーフサイズの継箱。本来は半丈というが、丈が分かりにくいので、ハーフ(サイズ)と呼んでいる。



一番のメリットは重さ。通常サイズのフレームが10枚蜜枠になると重さが半端でなく、外すだけで一苦労。ハーフはおよそ半分の重さなので扱いやすい。詳しくは始めての採蜜セットのページにまとめてあるので見て下さい。詳細はこちら

今年から10枚箱のフレームの受けを着脱式に変更したが、それに合わせてハーフの継箱も着脱式に変更。



10枚用は完成。明日は7枚用を作る。

西洋ミツバチ 10枚箱の作成 24年1月10日

【主な作業:巣箱作成】

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。新年早々大きな地震がありました。蜜源の剪定作業中に緊急地震速報のアラームがなり、何だ?と思っていると大きな揺れに襲われました。幸い被害がなく無事でした。被災地では今も多くの方が大変な生活をされています。1日も早い復興を心から願っています。

昨日7枚箱は完成したので、今日は10枚箱作り。半分作れました。10枚箱が終わったら、ハーフサイズの継箱とフレーム、ロングフレームを作って行きます。今年の準備が着実に進んでいます。


1月の飼育のポイント

キーワード準備
気温が低い1月の間、蜜蜂は蜂球を作り寒さに耐えているため、基本的に蓋を開けて内検を行うことはありません。1月の主な作業は1年間の準備です。準備に関して詳しく説明します。

山田くんの養蜂講座 第37章 準備・・・詳細はこちら
山田くんの養蜂追加講座 2018年1月 冬の蜜蜂の様子・・・詳細はこちら